あごの形をよくしたい

アゴ先の輪郭を改善する治療法として、(1) シリコン挿入　(2) ヒアルロン酸注入 (3)オトガイボトックスなどがあります。
(1)シリコン挿入：弾力とボリュームのある固形のシリコンは、より理想的な（より希望に添った）輪郭を形成します。
(2) ヒアルロン酸注入：最も手軽にアゴ先の輪郭を改善できます。注入する針穴も小さく、数日でほぼ見えなくなります。腫れや内出血斑も軽度です。ジェル状のヒアルロン酸を注入するため、大量に入れると周囲に広がることにつながり、きれいな輪郭を形成しにくくなります。1.5年程度で吸収されます
(3)オトガイボトックス：アゴ先にできるシワをボトックスで改善することができます。

おとがい形成術（シリコン挿入）

小さい顎先（＝おとがい）の輪郭を改善するために、シリコン（=インプラント、プロテーゼ）の挿入が有効です。シリコンとは材料の名称、インプラントとは「体内に埋め込む医療材料」、プロテーゼとは「身体の一部の代わりになる矯正物」という意味です。
口の中の粘膜を切開してシリコンを挿入します。この際、骨膜下をていねいに剥離して、骨と骨膜の間にシリコンを挿入します。固定力を高め違和感を減らす目的です。切開にも工夫を加え、階段上に2段に分けて切開剥離することで、固定力を高め想定した位置にシリコンが定着するようにしています。
手術時間はで約1時間程度、滞在時間はおよそ2-3時間です。通常、局所麻酔（＋静脈麻酔＋笑気麻酔）でおこないます抜糸は2週間後におこないます。

施術料金

　¥330,000 （税込）

この治療に関する情報、リスク、副作用などについて

治療内容：下唇円蓋部粘膜を切開して、シリコンインプラントを挿入する。
頻度の比較的高い随伴症状：軽度の腫れ・内出血斑・痛み（１週間程度）など
頻度の低いリスク・副作用：シリコンインプラントの偏位・触知、キズからの露出、周囲の石灰化など

アゴ先を綺麗にする（ヒアルロン酸注入）

アゴ先の輪郭・形状改善にヒアルロン酸注入が有効です。
ヒアルロン酸注入
当院では、Juvederm Voluma XC（アラガン社製）などを使用しています。
施術時間は5分程度、在院時間は0.5-1時間程度です。麻酔クリーム塗布し表面麻酔をおこなってから、おこないます。

施術料金

0.1ml毎　¥9,900 （税込）

この治療に関する情報、リスク、副作用などについて

治療内容：ヒアルロン酸注入
リスク・副作用：薬剤に対する過敏症（発赤、疼痛、腫脹、ショック）、注射部位の疼痛・硬結、注射部位から出血、内出血斑、
ごく稀なリスク：塞栓による皮膚壊死など。
使用薬剤：アラガン・ジャパン社製ヒアルロン酸（厚生労働省認可）

オトガイボトックス治療

アゴ先にできるシワのことを、梅干しジワと呼ばれています。オトガイ筋の収縮、周囲組織の萎縮などが原因です。同部にボトックスを極細針（34G）で注入することで、ゴツゴツした輪郭が改善し、また少しアゴ先が出て、輪郭が改善します。
施術時間は1分程度、在院時間は30分程度です。麻酔クリーム塗布し表面麻酔をおこなってから、おこないます。