イントラジェン(リフトアップ)
- 形成外科
- 美容外科・美容皮膚科
- 漢方
- エステ
器械で顔のたるみをリフトアップ(サーマクールの同等機種)
顔を引き上げる(リフトアップ)方法として、
①フェイスリフト手術
②スレッドリフト(糸で引き上げる)手術
③器械で引き上げ
④ハンドマッサージ
などがあります。
「大きな治療は大きな結果が得られる」ので、施術効果は①が最も強く④が最も弱い(後戻りしやすい、でも癒やし効果が高い)と言えます。
リフトアップの器械の王者はサーマクールです。
サーマクールはRF(=ラジオ波)で熱を肌に入れて、コラーゲンを増やし、肌にハリを出して肌質を改善し、リフトアップする方法です。RFを頻回にたくさん当てると、より効果が上がるのですが、サーマクールはランニングコストが高いために施術費用も高く、定期的に頻回に受けづらいところが難点でした。しかし、その高い効果のため、長く支持されてきました。
そのサーマクールとほぼ同等の機種がイントラジェン(=GFR)です。
イントラジェンは、ランニングコストが安いため、サーマクールとほぼ同等の治療を、低価格で頻回にお受け頂けるようになりました。
RF(=ラジオ波)とは?
ラジオ波を用いて、皮膚の深層(=真皮、しんぴ)を温めます。電子レンジでモノを温める仕組みに近く、皮膚の表面ではなく、奥の方=真皮を温めることができます。
これによって、コラーゲン線維を増やし、肌を引きしめてリフトアップするのです。
肌のコラーゲン線維とは?
皮膚は、浅い層から角質層、表皮層、真皮層でできており、合わせて2mm程度の厚さがあります。真皮は皮膚の大部分を占め、1.8mm程度の厚さがあり、その大部分はコラーゲン線維でできています。しかし、年齢を重ねると、このコラーゲン線維が減り配列が緩み、皮膚、皮下脂肪、表情筋のバランスが崩れることでタルミができます。
肌は顔全体を包んでいるラップの役割です。ラップが適度な弾力と強さをもっていると、きれいに顔を包み上げてくれるので、タルミがありません。しかし、年齢を重ねると、コラーゲン線維が減り、頬が落ち、皮膚ー皮下脂肪層ー筋肉層のバランスが崩れると、シワやタルミの原因になります。
ラップ効果の主成分=真皮層のコラーゲンの量と質を改善するのが、RF治療=イントラジェンです。
イントラジェンの速効性効果・持続性効果
RF機器は、いろいろありますが、最も効果が高いのが、イントラジェンやサーマクールです。
イントラジェンには2つのリフトアップ効果があります。速効性の効果(施術直後~2週間)と、持続性の効果です。
速効性の効果
イントラジェンの熱で肌のコラーゲン線維が収縮することで、施術直後から、シワ・タルミの改善効果が見られます。この効果は1-2週間続きます(パーティーの数日前にお受けになるのもいいですね)。
持続性の効果
熱で収縮したコラーゲン線維が修復される過程で、コラーゲンが増生され肌にハリがでます。詳しく言いますと、線維芽細胞が活性化されてコラーゲンの産生が増え、質のよいコラーゲンが密に詰まったハリのある肌を作るので、シワ・タルミを持続的に改善するのです。
施術の流れ
① 診察して、十分に治療内容についてご理解いただきます。
②メイクオフ、クレンジングします(当院スタッフがします)。
③施術部位をマーキング。
④照射。オイルを薄く塗って照射します。ハンドピースの先端(写真の黄色い部分=1×1cm程度)を顔に当てて照射します。照射中は少し熱さを感じますが、適度に表面を冷却しながら当てていきますので、強い痛みはありません(痛みの感じ方には個人差があります)。照射時間はおよそ15分です。
⑤拭き取りして、肌を鎮静して、施術終了。
⑥メイクをして、すぐにお帰り頂くことができます。
施術時間は、合計30-40分程度です。そのうち、イントラジェンを当てている時間はおよそ15分です。
イントラジェン導入の経緯(いきさつ)
ヴィヴェンシアクリニックは、リアルな結果をきっちり出すクリニックでありたいと考えております。
リフトアップの医療機器は世の中にたくさんありますが、速効性の効果、持続性の効果を出せる、実感できる機器はなかなかありません。イントラジェンを自分自身に2回照射して、持続性の効果を感じました。リフトアップ効果だけでなく、ハリが出てキメが整う=肌触りが改善しました。適度な弾力の皮膚で顔全体をきれいに包みこみ、頬を保持してリフトアップする印象です。これは、真皮のコラーゲンが増えて、理想的な皮膚の構造に近づいたからであると考えます。また、イントラジェンを含むRF機器は、頻回にたくさん照射すると効果が上がるのですが、イントラジェンは1回ごとに十分な量を照射することができます。こういった理由から、イントラジェンを導入しました。
よくある質問 FAQ
痛みはありますか?
皮膚表面を冷却しながら照射するので、痛みはほとんどありません。
また、痛みに弱い方は、麻酔クリームを事前に塗ることで、さらに痛みが軽減します。診察の際にご相談ください。
ダウンタイムは?
ダウンタイムとは、施術してから回復するまでの期間、日常生活が制限される期間のことです。
ほとんどありません。数日間、顔が少し赤くなることもありますが、施術後からメイク可能です。
施術の頻度は?
3ヶ月に1回のペースがよいと考えます。
金の糸との共通点、違いは?
金の糸は、皮膚直下に金の糸=異物を留置することで、その異物反応によりコラーゲンが増生されます。
刺入した糸が、後から出てくることもあります。
真皮層のコラーゲンを増やすという目的は同じです。
フラクセルレーザー(フラクショナルレーザー)との違いは?
皮膚の表面(表皮、ひょうひ)から真皮にかけて点状に熱を加えて穴を開けて、キズが治る過程で皮膚を若返らせる方法です。イントラジェンが肌質を改善するイメージであるのに比べて、肌を入れ替えるイメージに近いのですが、無数の点状の痕が1週間ほど顔全体に残り、メイクでも隠しにくいのが短所です。
ボトックスリフトとの違いは?
皮膚の浅い層にボトックスを注入する方法で、肌質改善や小じわの改善をもたらす方法です。術後の腫れはなく、数日で効果が出て3-6ヶ月程度持続します。針を刺すことがそれほど苦手ではなく、速効性を希望する方には適しています。イントラジェンとボトックスを併用することは、さらに効果的です。
施術料金
¥55,000
この治療に関する情報、リスク、副作用などについて
治療内容: イントラジェン(ラジオ波治療機器)を用いた皮膚治療
頻度の比較的多い随伴症状:施術中の熱感、施術後数時間程度の赤み
頻度の低いリスク・副作用:数日間程度の腫れ・発赤、熱傷
■□■□大阪 北区 梅田 形成外科 美容外科 漢方内科 美容皮膚科 ヴィヴェンシアクリニック □■□■