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一重瞼の手術

形成外科 , 美容外科

2026年04月19日

典型的な一重瞼は瞼が厚くて重い
・上瞼が瞳孔にかかり視界を遮っている
(二重瞼だと、睫毛の生え際が見えますが、それが隠れています)
・上睫毛が下向きに生えていて、視界を遮ったり、逆睫毛になったりする
・下睫毛は上向きに生えていて、逆睫毛になることが多い
そのため、
無意識に眉を引き上げて物を見る癖がある
無意識に顎を上げて物を見る癖がある(その方が見やすいから)
つらい頭痛、肩コリ、吐き気
逆まつげで眼が痒い、痛い

生まれつき、こういった症状があるので、
視野が暗く狭い、黒板を見るのがしんどい
というのが当たり前で、その苦労に本人もご両親も気がついていないことが多いのです。

こういった一重瞼は、瞼の手術をすることで、楽に開瞼できるようになり、またきれいな二重瞼になります。

まず、二重瞼のラインで皮膚を切開して、余っている皮膚を切除します。
瞼の重みになっている脂肪などを切除
眼瞼挙筋を短縮する=眼瞼挙筋を引き下ろして(前転して)瞼板に縫い付け、眼瞼挙筋を短縮して、眼を開く力を強めます。

緩んだゴムを半分に切ると強くなる、そのようなイメージです。

最後に皮膚を細かく縫合し終了となるのですが、さらに当院ではより正確で繊細な手術をするために、顕微鏡を用いております。
ここまでが、眼瞼挙筋前転法と呼ばれる眼瞼下垂手術です。

下図のように、瞼板という硬い軟骨が上下の瞼にあります。ラグビーボール状の形をしていて、端は靱帯という紐のような硬い組織につながり、これが目頭と目尻の骨に付着して、
瞼を形作っています。

瞼板も硬く、靱帯も硬い。元々二重の人に比べて、一重瞼の人は、更に硬いのです。
そのため、この靱帯によって、上瞼は下に引き下ろす力が加わり、眼を開けにくいのです。
これを緩める必要があります。
実際には、目頭、目尻の皮膚を小さく切開して、この靱帯を部分的に切り離して、引き下ろす力を緩めます。これはかなり繊細な手術です。
効果は分かりやすく、片側の靱帯を切り離した途端、その目が開きやすくなったことを患者さんが実感できます。

このように、上瞼の手術だけでなく、目頭目尻の手術を同時にすることがとても大事なのです。

目頭目尻を緩めずに上瞼の手術だけすると、引き下ろす力が残ったまま、眼を開こうとするので、目頭目尻が引きつったような、不自然な輪郭になります。十分に開きにくい。

ですから、目頭目尻を緩めた上で、上瞼の瞼を開く力を適度に強めるのが理に適っています。

私が目指している瞼の治療は
眼を開けることを阻む要因(たるんで余った皮膚、重しになる脂肪、硬い目頭目尻の靱帯など)をできるだけ減らした上で、眼を開ける力を強める。そうすると、とても楽に目を開くことができます。そして自然で綺麗な輪郭になります。

このように、”  機能と美しさ ”の両面から整えることで、無理のない自然な開瞼と調和のとれた目元を目指しています。

VIVENCIA CLINIC 野町

眼瞼下垂治療に対する考え・・・「手を抜かない」!!

眼瞼下垂は「眼を開ける(開瞼する)力が弱まること」が大きな原因です。
しかし、他にもたくさんの原因があります。
・上瞼の皮膚がたるんで視界を遮る
・上瞼の脂肪などが多く、開瞼を妨げる
・上瞼には、皮膚、筋肉、脂肪などが層になって重なっていますが、その層と層が癒着して硬くなり上瞼の動きを妨げる
・内眼角(目頭)、外眼角(目尻)が、年齢とともに硬くなり(あるいは、生まれつき硬くて)、瞼を引き下げてしまう

こういった、眼を開けることを妨げる多くの要因があります。



”当院の眼瞼下垂手術の考え方”
眼瞼下垂手術は、執刀医によって大きく異なります。
皮膚切開して(皮膚が余っていても皮膚切除せず)、眼を開ける力を強める(挙筋を前転する)だけの手術を行う執刀医もいます。最小限の手術で、手術時間を短縮して腫れを少なくするメリットを重視した考えです。

しかし、皮膚のたるみが残るため、十分に機能が改善しなかったり不自然な輪郭が残ったりすることがあります。また、開瞼抵抗が残るため数年後に眼瞼下垂が再発して追加手術が必要になることがあります。

”当院の治療方針”
眼を開けることを妨げる要因を、手術中にできるだけ取り除くこと を重視しています。
また、瞼の手術回数はできるだけ少ない方がよいです。何度も手術を受けるのは患者様の負担が大きく瞼が硬くなり機能が低下します。
そのため1回の手術でしっかりと機能を回復させ一生物の手術をすることを大切にしています。

”具体的の手術内容”
適量の皮膚切除
・癒着の剥離
・脂肪切除
・内眼角形成術(目頭側の機能改善)
・外眼角形成術(目尻側の機能改善)

をおこない、眼を開けにくい要素をできるだけ取り除いたうえで瞼を開ける力を強めます=眼瞼挙筋を前転・短縮します。また必要に応じて、ミューラー筋短縮(タッキング)もおこないます。

”手術によって得られる効果”
・楽に目を開けられる
・自然で美しいまぶたの形になる
・再発しにくい安定した結果

”保険診療との違い”
保険診療では、主に「皮膚切除」と「眼瞼挙筋前転」を中心とした、比較的シンプルな内容が想定されています。
しかし、その内容では十分な治療ができないことが多いのです。
そのため、よりしっかりとした治療を行う場合には自費診療(保険診療外)となることもあります。

”当院のこだわり”

裸眼もしくは、2.5倍ルーペ使用して執刀する医師が多い中、当院では顕微鏡を用いて10-40倍に拡大して手術をおこなっております。

これにより

・微細な組織の処理
・より正確で丁寧な操作 が可能となり、精度の高い手術を実現しています。

VIVENCIA CLINIC 野町

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上眼瞼の手術では、要素を揃える事が大切⚠️

眼瞼下垂手術や二重瞼手術は、「ぱっちりした二重瞼に近づける手術」と言えます。上眼瞼手術で重要なことは、「要素を揃えること」と考えています。

一重と二重

一重瞼と二重瞼の違いは
単に「二重があるかないか」だけではなく以下のような複数の要素が関係しています。
・眼の開きが狭いか広いか(=黒目の露出が少ないか多いか)
・眼の横幅が狭いか広いか
・上瞼が厚くて重そうなのか、薄くて軽やかそうなのか
・蒙古ヒダが強いか弱いか

また、手術によって二重瞼を作ったとしても、二重ラインから睫毛側の皮膚が厚く膨らんでいると、”ハム目”と呼ばれる不自然な二重瞼になります。
これを防ぐためには、その部分の皮膚を薄くする必要があります。

手術はあくまで人工的に機能改善をおこなうものですが、それに伴い眼の印象はある程度変化します。

だからこそ大切なことは『いかに自然で綺麗な輪郭を形作るか』ということです。

その上で、これらの要素をバランスよく揃えることがナチュラルな仕上がりにつがると考えています。

 

こうした理念のもとで、日々治療に取り組んでいます。

VIVENCIA CLINIC 野町

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