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上眼瞼の若返り治療

瞼を開きやすくすると、元気そうな、明るい、若々しい印象になります。

眼瞼下垂手術
目頭切開
目尻切開
脱脂

加齢とともに、開瞼する力(眼瞼挙筋)が弱まるだけでなく、開瞼をはばむ要素が増えます。
そのため、開瞼する力を強めるだけでなく、開瞼をはばむ要素をできるだけ減らすことが重要です。


術前、術後3ヶ月 正面視
術前メイク無し、術後メイク有り
術後は、前額部のシワが減っています。つまり、おでこの筋肉(前頭筋)を使わずに、楽に開瞼できます(眼が開きます)。


内眼角の術前術後
開瞼困難(眼が開きにくい)の原因の1つが、内眼角です。目頭切開(内眼角形成術)により垂直方向に弛めることで、開瞼しやすくなります。
一般的に、美容目的のみの目頭切開は、皮膚切開のみですが、開瞼を妨げる要因を減らすことをおこないます、これが重要であると考えています。


外眼角部の術後
同じく、外眼角も、開瞼困難の原因の1つです。目尻切開(外眼角形成術)により垂直方向に弛めることで、開瞼しやすくなります。
自然な輪郭を保っています。重瞼線から睫毛側の膨隆(ハム目)はありません。

【施術の説明】
瞼の皮膚を切除し、眼瞼挙筋(眼を開ける筋肉)を縫い縮め、開瞼しやすくする手術方法です。

手術に伴う症状(必ず起きる):左右差が残る(できるだけ左右対称に近づける調整はしています)、腫れ。
手術に伴う症状(高い確率で起こる):内出血、瞼の裏のコロコロ感(2,3日程度、まれに長期)、ツッパリ感(3週間程度、まれに長期)。
手術に伴う症状(低い確率で起こる):外反症状、視力の変化(短期、まれに長期)、乾燥感、閉瞼困難、眼瞼痙攣の出現、睫毛が減る、キズが目立つ、感染、アレルギー、眼球・周囲組織の損傷、知覚異常、アナフィラキシーショックの諸症状(呼吸困難など)。
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ヴィヴェンシアクリニック
大阪市北区梅田2−4−7
電話:06-6344-8118
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シワ改善美容液(リボックス スキン スムージング セラム)

美容皮膚 , 美肌治療

2023年02月03日

Revox™ Skin Smoothing Serum(リボックス スキン スムージング セラム)は、7つのシワ=目尻、額、眉間、鼻、法令線、マリオネット線、口元のシワを改善するために開発されたジェル状の美容液です。ボトックス、サーミスムース、ダーマペン治療との併用も効果的です。

スムージングセラム1

《販売価格》
20ml 20,680円(税込)

主成分は8つのペプチド
このうち、5つのペプチドとGABAにシワを抑える効果(ボトックスに似た作用)があり12時間持続します。そのため1日2回塗布することで、ほぼ1日中、シワ抑制効果が持続します。
また、3つのペプチドと植物由来エキスにコラーゲン増生作用があり、少しずつ、皮膚の性質を改善します。
つまり、理論的には、1日2回、塗布することを続けると、シワができにくい状態が続き、その間にコラーゲンが増えてシワができにくいハリのある皮膚に改善されるクリームです。

肌の敏感な方も使うことができます。

副作用:アレルギー反応など

《使用方法》
朝夜の洗顔後、適量を出し、表情ジワの気になる部分に、先端のアプリケータを使って優しく塗布してください。
目元のみでしたら、1/4~1/2プッシュ程度。
その後、通常のスキンケアをおこないます。

《導入のきっかけ》
以前、エラスチダームというアイクリームがあり、当院で処方していました。効果を実感できて評判もよかったのですが、販売中止となり、十分な効果を期待できるアイクリームを探していました。でもなかなか見つからない…。私が使ってみて、肌が嫌がらない、かつ、効果のあるものだけ、このクリニックに商品として置くことにしているからです。ようやく、納得のいくクリームを見つけました、それがRevox7です。そしてそれがさらに進化したものが、このスムージングセラムです。
特に目元は皮膚が薄いので、効果を実感しやすいと考えます。
目元だけに適量を塗布すれば、1本(20ml)で4ヶ月程度は使える目安です(使う量で変わります)。

《ペプチドとは?》
ペプチドとは、いくつかのアミノ酸が結合したもののことです。アミノ酸には色々な種類があり、また結合の仕方で、たくさんのペプチドが生まれ、その作用も様々です。たくさんのアミノ酸が結合したものがタンパクです。

《主要成分》
■ 5種類のペプチド+GABA
独自のブレンドで配合された5種類のペプチドとGABAがなめらかでハリ・ツヤのあるお肌に整えます。

■ 皮膚サポートブレンド(3種類のペプチドと2つの植物エキス)
肌のコラーゲンとエラスチンをサポートします。
肌のハリと弾力を保ちます。

■ 植物エキス
皮膚を保護します。

■ イヌリン(プレバイオティクス)
ヒアルロン酸と相乗的に働き、お肌の中から保湿します。

■ ヒアルロン酸
乾燥による小じわを目立たなくさせます。

■ アルニカ花エキス
肌を整えて守ります。

■□■□大阪 北区 梅田 形成外科 美容外科 漢方内科 美容皮膚科 ヴィヴェンシアクリニック □■□■

お屠蘇

未分類

2022年12月28日

今日は、お屠蘇(おとそ)についてのお話。

正月に家族揃って、お屠蘇をいただき、気分を一新して新年を迎えるのは、日本の美しい伝統です。

年の始めに飲めば、その年は災厄を避けられて幸福を招くと伝えられている縁起物ですね。

ところが面白いことに、お屠蘇の始まりは邪気祓い(じゃきばらい)に始まっているのです。

お屠蘇の由来は、屠蘇散(とそさん)という漢方薬で、中国の三国時代(1500年前)の名医の華佗(かだ)が作った漢方薬と云われ「邪気を屠 (ほう)り、魂を蘇(よみがえ)らせる」と云われるところから屠蘇と名付けられました。

邪気祓いの呪術的要素の強い薬用酒だったのです。

日本には今から1200年前の弘仁二年(811年)中国の蘇明が来朝の時伝えたもので嵯峨天皇が四方拝の御儀式の後に御用いになったのが始まりで、以後今日まで民間でも天皇に習い、元旦に一家の無病息災と幸福を迎えるために服用しています。

江戸の初めに日本に伝わった『本草綱目(ほんぞうこうもく)』という漢方の本によれば、「一人飲めば一家に疫なく、一家がこれを飲めば一里四方に疫なし、元日に飲めば年間に病なし」とあります。

このころから、屠蘇は庶民の間でも、邪気祓い、延命長寿を願って元日から三が日の間に飲む薬用酒となりました。

江戸後期になると、屠蘇は医者が患者様に年末に節季(せっき)払いの薬代の返礼として贈ることが習わしとなりました。

「飲み逃げして薬種屋で屠蘇を買う」、これは薬代を払わなかった患者が医者から屠蘇を貰えないために、薬種屋に買いに来たという当時の川柳です。

「薬種屋で屠蘇を買うのは無病也」とも詠まれています。医者に縁のない人は薬屋で屠蘇を買ったからです。

屠蘇散の処方は、
気剤として桂皮(けいし=シナモン)・山椒(さんしょう)・防風(ぼうふう)・酒、
水剤として赤小豆(せきしょうず=あずき)・蒼朮(そうじゅつ)・土伏苓(どぶくりょう)・桔梗(ききょう)・烏頭(うず=トリカブト)、
血剤として大黄(だいおう)から構成されて、

健胃・整腸・利尿・鎮咳・去痰・防腐・解熱・解毒・発散などの効果があり、水毒を去り保温の効果が顕著です。

日本では烏頭の毒性を怖れて省いていますが、北の守りの寒さ避けの主藥ですから、無毒化された生薬を使えば、冬の保健薬としての藥効を強化するものです。

(日中医薬研究会 渡邊武先生 講義より)

これらの生薬を、大晦日の夜に清酒に浸けて、元旦の朝に取り出し、家族一同で頂きます。

お正月は美味しいおせち料理とお酒を、ついついたくさん頂いて、お腹と体に負担をかけてしまいます。それを予防する意味が、お屠蘇にはあるのです。

水毒は、美容の大敵ですよ。皆様、是非、お屠蘇を召し上がれ。

    ヴィヴェンシアクリニック院長 野町 健