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眼瞼下垂+上睫毛内反症の症例(しっかり一重瞼)

形成外科 , 美容外科

2023年10月20日


『眼瞼下垂+上睫毛内反症手術+目頭・目尻切開』

患者様は20代女性。写真の掲載をご快諾いただき、感謝いたします。
写真は術前から術後3ヶ月です。
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典型的な一重瞼の方は、
上下睫毛内反症(逆まつげ)、眼瞼下垂(瞼が開きにくい)、厚い上瞼、強い蒙古ヒダなどがあります。

この患者様のお困りは、
逆まつげが眼に入って痛い
仕事でパソコンを見続けるのがしんどい(←眼瞼下垂)
でした。
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術前斜位の写真をご覧ください。

上瞼の皮膚が、瞳孔(=黒目の中心の瞳)を覆っているので、視野の頭側が
狭くなっています。(視界が狭い、上が見にくい)
さらに多数の太い睫毛が瞳孔の前にあるので、
それも視野に入る。つまり、縄のれんやストリングカーテン、すだれ越しに
物を見ている状態なので、さらに視界が遮られます(物が見えにくい)。
さらに
眼瞼下垂による、頭痛、肩こり。
逆まつげが眼に入り、痛み、痒みがありました。

こういった症状は、本人さえ自覚していないことも多いのです。
つまり、これまでずっと狭い視野だったので、これが当たり前と思っているのです。
親御さんや周囲もその苦労を知らないことがほとんどです。
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治療の目標は
開瞼を妨げている要素を減らす(開瞼抵抗を減らす)。
睫毛の向きを変えて、眼に当たらないようにする。

開瞼を妨げている要素は
上瞼の余剰な皮膚
上眼瞼の各層間の癒着
眼窩脂肪
内眼角(目頭)、外眼角(目尻)の靱帯
などです。

これらの開瞼抵抗をできるだけ減らし、
眼瞼挙筋(瞼を開ける筋肉)を前転して(前に引き下ろして)挙筋力を強める
睫毛が上を向くようにする
きれいな重瞼線を作成する
きれいな上眼瞼の輪郭を形成する
ということをおこないます。

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きちんときれいに治すためには、
上下瞼の手術だけでなく、内眼角(目頭)・外眼角(目尻)の手術も必要です。
なぜなら、上下眼瞼、目頭、目尻は、お互いに影響しているからです。
目頭や目尻には靱帯があり、それが強すぎると、開瞼しにくいのです。
しっかり一重瞼の方は、生まれつきその靱帯が硬くて強い。
おそらく加齢とともに、硬くなるので、年配の方の眼瞼下垂でも、靱帯が硬いことが多いです。
そのため、
開瞼抵抗を減らして、機能を改善する(瞼を開きやすくする)ことが大切です。

徹底して、開瞼抵抗を減らす手術をした結果、瞼は自然で綺麗な輪郭になると考えています。

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【治療名】眼瞼下垂手術+上睫毛内反症手術+目頭・目尻切開
【治療内容】局所麻酔下の手術です。
上眼瞼皮膚を重瞼線で切開して、眼瞼挙筋を前転し、睫毛の聳立を改善します。内眼角・外眼角を切開して、靱帯を部分切離します。
抜糸は7日目(外眼角は14日目)、ダウンタイムは10-20日
【リスク】左右差、二重が緩む、後戻り、キズが気になるなど。
【治療費】公式ホームページをご確認ください。
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当院では、院長が、診察、説明(カウンセリング)をおこない、その方に最適の治療を提案いたします。もちろんメリット・デメリットも説明いたします。よく考えた上で、治療を受けていただきたいと思います。
ヴィヴェンシアクリニック院長 野町

形成外科専門医
美容外科専門医(JSAPS)
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ヴィヴェンシアクリニック
大阪市北区梅田2−4−7
電話:06-6344-8118
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