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施術詳細

ワキガ・ワキ汗の治療

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対応するお悩み ワキ汗・ワキガ

ワキガについて

ワキの匂いが強いものはワキガ(腋臭症=えきしゅうしょう)と呼ばれており、治療が可能です。

日本人は匂いに敏感で、匂いの少ない文化です。ワキガがあると周囲の人に不快な思いをさせる可能性が高いので、就職活動や仕事など社会生活上、何かと不利です。特に飲食業、アパレル関係、接客業ではより敏感ですし、営業関係の方も気になさる方が多くいらっしゃいます。60歳頃になると自然と弱まってきますが、社会生活をこれからも長く過ごす方であれば、早めに治療を受けることをお勧めします。

ワキ汗治療について

こちらをご覧ください。

匂いが気になる方

クリニックにてワキガの強弱を診断します。

自分では匂いが気にならないけれど、周囲から指摘されたことがある方

ワキガは遺伝することが多く、家族にワキガの方がいる場合、または若い頃からワキガが強い方の場合、ご自身でその匂いが分からない(ワキガの匂いに対して鈍くなる)ケースもあります。
このような方も、診察を受けることをお勧めします。

ワキガの体質

ワキガの方は、耳垢が湿っている、シャツが黄ばむ、ワキ多汗を伴っていることが多くみられます。

ワキガの程度が強い方は、保険診療で手術治療が可能です。

治療方法

皮弁法

皮弁法(=ひべんほう)は剪除法(=せんじょほう)とも呼ばれています。ワキの皮膚を3-5cm切開し、アポクリン汗腺のある層を出してこれを切除します。皮膚は残します。
皮弁状にした皮膚を反転し、露出したアポクリン腺を剪刀(はさみ)で切除するので、皮弁法、剪除法と呼ばれています。
直接、目でアポクリン腺を確認しながら除去するので、確実性が高いのです。
手術は局所麻酔でおこないます。手術中は痛みがありませんので、ウトウトする方も多くいらっしゃいます。

手術時間:両脇で1.5時間~2時間
安静:ワキの圧迫を3日間します。その間、できるだけワキを動かさないようにしていただきます。
抜糸:1週間後に行います。
効果:アポクリン汗腺をほぼ除去できるので、ワキガでない方と同程度になります。
保険診療ですか?:ワキガの程度が強い方は保険適応できます。

吸引法

2カ所に3mm程度、切開します。ここから吸引管を用いてアポクリン腺を吸引します。
【長所】
キズ痕が小さく目立ちにくい
キズが目立ちにくくなるまでに2-4週間程度で、皮弁法より短い

皮弁法と違い、アポクリン腺を直接目で確認できないため確実性は下がるので、この方法に反対する先生もいらっしゃいます。しかし、丁寧に吸引すれば、90%以上アポクリン腺を吸引できると考えています。つまり、皮弁法と同程度の治療効果があると考えています。

【理由】
吸引法で治療を行った直後に切開して、どの程度アポクリン腺が吸引されているかを直接確認しました(右ワキ)。左ワキは吸引法を行わずに皮弁法を行いました。その結果、吸引法でも多くのアポクリン腺が除去されていることが分かりました。

写真はこのページの一番下にあります。(手術写真が苦手な方は下の写真を見ないでください) 

また、吸引法を受けた患者様30名に対して1年間の経過観察を行った結果、匂いと汗が大きく改善し、一般の方と同程度になりました。これらのことより、吸引法も有効であると考えます。

手術時間:両ワキで1時間
安静:ワキの圧迫を3日間します。その間、できるだけワキを動かさないようにしていただきます。
抜糸:1週間後に行います。
効果:アポクリン汗腺の大部分を除去できます(90%程度)。

手術に適した時期

手術後3日間はワキを圧迫固定します。また、ワキの傷は数ヶ月すると目立ちにくくなってきます。そのため、長袖を着る時期に手術をお受けになるのが適しています。半袖やノースリーブになる時期を考えると、秋から冬の間がベストだと考えます。

サーミドライ

切らない、腫れの少ない最新の治療方法です。ワキ多汗症にも、非常に有効です。
くわしくはこちらをご覧ください。

施術料金

皮弁法:¥45,000程度(保険診療)
吸引法:¥440,000(税込、自費診療)
サーミドライ:¥418,000(税込、自費診療)

手術以外の治療方法 ボトックス注射

ボトックス:ボトックスを注射するとワキ汗が減ります。ワキの蒸れが減るとワキガの匂いが軽減します。手術を避けたい方、未成年の方に適しています
詳しくは、こちらをご覧ください。

手術以外の治療方法 漢方

防已黄耆湯などの漢方で、多汗を改善します(保険診療 ¥3,000/月 程度)

皮弁法、吸引法の比較写真

手術中写真を下方に掲載しています。苦手な方はご覧になることをお控えください。
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左側写真:アポクリン腺除去前の状態。淡赤色の部分がアポクリン腺です。
中央写真:吸引法でアポクリン腺を除去した状態。
右側写真:皮弁法でアポクリン腺を除去した状態。

中央と右側写真を見比べますと、吸引法でも多くのアポクリン腺が除去されていることが分かります。
(治療に際して、患者様の承諾を得ています。また、右ワキは吸引法の後で皮弁法手術をおこなっております。)

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