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黄金比と美容治療

形成外科 , 美容外科 , 美容皮膚

2015年04月30日

日曜日、月曜日は、ヒアルロン酸の勉強会に参加してました。
そこで、学んだことは、「黄金比」。
「 1:1.618 」の比率がベストバランス、という法則です。
古くはパルテノン神殿、ピラミッド、古代ギリシャ彫刻、レオナルドダビンチ、モナリザ… 普遍的な美のバランスとして知られています。新しいところでは、Appleのマーク、トヨタのマーク、アンモナイト(古いな)、アメリカ人女優 アンジェリーナ・ジョリーさんの輪郭…。
黄金比を意識しながら、美容治療することで、その患者さんのベストバージョンに近づける、という講義でした。
もちろん、それだけではないと思います。白銀比というものもあります。

黄金比、白銀比などを知った上で判断し、治療に取り組むことは、患者さんの利益になりますし、治療技術の向上に繋がります。
もちろん、美容医療に限ったことではありません。形成外科治療にも、とても大切なことです。
Dr.Swift先生は、実際に患者さんの顔で黄金比の説明をしてくださり、よく理解できました。
そのDr.Swift先生が使っていた「黄金比定規」は、聴講していた医師達の垂涎の的。もちろん、(文具好きの)私も欲しいと熱望しました。そこでネットで探しましたが、ない。
でも、設計図を発見。先生が持っていたものとは違いますが、黄金比は図れる!

そこで、工作しました。


コンパスの先で挟まれた距離をご覧下さい。短い方の幅が5目盛り。長い方が8目盛り強あります。1:1.618になっています。
これで黄金比を測定できる定規です。

さっそく、モナ・リザを計測。

顔の横幅を1とすると,縦幅が1.618です。
ばっちり、黄金比です。

ヒアルロン酸治療は、顔の輪郭をよくする治療です。少し短いあごを長くして顔の輪郭を整える、といったことができます。つまり、ヒアルロン酸注入は、黄金比に近づけることができる治療なのです。その際、どこに、どれだけの量のヒアルロン酸を注入すればよいか、だけでなく、どういった形に、どの深さに、どの方向から…といったことも意識しながら治療します。これが、センス、と呼ばれるものだと思います。それには、経験だけでなく、根拠も大切です。なぜそこに、それだけの量を注入するのか、なぜその形に入れるのか…。考えることはいくらでもあります。

美容医療に限らず、医療は常に選択の連続です。形成外科手術をする際も同じで、枝分かれの連続です。術前の診察、デザイン、麻酔の量・深さ・内容・針の太さ、切開はどのメスでどの方向から…など、小さな手術でも、枝分かれは1000以上あります。選択には、常に根拠があります。なぜ、そちらを選んだのか?一つ一つに根拠があります。根拠を考えることで、よりよい治療ができますし、技術の積み重ねができます。考えた通りにの結果にならなかった場合には、なぜそういう結果になったかを考える根拠になります。これは、形成外科の恩師である、田嶋定夫先生に常々問われたことです。

話がそれました。

治療の際には、黄金比は一つの大切な道しるべになるよ、という話でした。

ヴィヴェンシアクリニック 野町

形成外科学会に出席。

形成外科

2015年04月30日

4月8日(水)−10日(金)まで、京都で、形成外科学会の学術集会(いわゆる学会)がありました。新しい知見を得ること、最新の治療法の発表とそれに対する警鐘、日々の診療で疑問に感じていたことに対する解決の糸口、治療の工夫などなど、たくさん得るものがありました。主催してくださった、京都大学鈴木先生、スタッフの方々、講演してくださった先生方、ありがとうございました。

残念なことに、学会中に、参加なさっていた先生が巻き込まれた事故がありました。1日も早い回復を心より祈っております。

学会の招聘講演では、小山薫堂さんのお話を聞く機会がありました。小山薫堂さんさんは、「くまモンの仕掛け人」「アカデミー賞受賞した『おくりびと』の脚本家」などとして、超売れっ子の方で、講演を依頼されても100%断るそうですが、「形成外科医師が限界を越えて欲しい」との鈴木先生の熱意で、招聘できたそうです。
「幸せとは、探すものではなく、気付くもの、その気付く力が大切」という小山さんの言葉が、一番心に残りました。明日からの診療に、モチベーションを与えてくださいました。

サーミタイト(あご下のタルミ治療)を始めました。モニター募集。

美容外科 , 美容皮膚 , 美肌治療

2015年03月23日

あご下のタルミには、サーミタイトが非常に有効です。

モニター募集のご案内です。

治療時間: 約20分

痛み:局所麻酔をしますので、施術中の痛みはありません。

腫れ:マスクなどで隠す必要の無い程度の腫れが、1週間程度

たるみの治療は、一言で言うと、
「大きい治療をすれば、大きく腫れるけれど、大きな結果を得られます。」
一番大きな結果を得られる治療は、切る治療=フェイスリフト手術です。
「そこまでは…」とお考えの方に、最も効果的な治療がサーミタイトです。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

あご下タルミ治療 定価¥380,000円(税込) → モニター価格¥266,000円(税込)
モニターは10名限定です。

ヴィヴェンシアクリニック院長 野町 健