(写真はネットより拝借しました)
漢方薬で使うニンジン、正式名称は御種人参(おたねにんじん)といいます。
高麗人参、朝鮮人参、紅参、生干人参… 産地や加工法によって、いろんな名前があります。
加工法によって、効果も変わります。
血証が強い時は、生干人参より紅参(蒸した人参)を用います。
人参は742年に初めて日本に入ってきました。長らく高価で希少な薬でした。栽培はとても難しく、長らく成功しませんでした。
江戸時代になって、ようやく日光で国産化に初めて成功し、江戸幕府が諸大名に配って生産を奨励したので、「御種人参(おたねにんじん)」と命名されました。
漢方勉強会での、生薬の勉強では、いつも味見させてもらいます。人参もいろいろな品質の人参を味見させていただきます。見て、味わって、の生薬の勉強です。
でもこの大きな人参、相当に希少なもので、もう手に入らないらしく、生薬問屋さんが「見るだけにして」と…=^ェ^=
よい生薬は、だんだん手に入らなくなってきているのです。
人参には、鎮静作用と興奮作用という相反する薬理作用があり、服用した人のその時の生理状態で必要とする作用が機能します。がんばらなければならない人が人参を飲めば興奮作用が働き、睡眠が必要な人には鎮静作用が働きます。
(平成薬証論より)
同じように、プラセンタにも、鎮静作用と興奮作用という相反する薬理作用があります。
「ここ一番、頑張らなくてはいけない」時には、ユンケルやカフェインのように働きます。集中力も上がります。
「今日は休みたい」時には、穏やかな鎮静剤として安眠に導き、体力を養い蓄えてくれます。
当院で処方しているプラセンタドリンクには人参が入っていて、優しく体調を整えてくれます。
ビタエックスドリンク 1080円(税込)
ヴィヴェンシアクリニック 野町