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施術詳細

眼瞼下垂(まぶたが重い、開けにくい)

  • 形成外科
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  • 漢方
  • エステ

対応するお悩み アンチエイジング , 瞼(まぶた)・目元

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは

瞼(まぶた)を開ける力が弱まって、「目が開けにくい」状態をいいます。また、上まぶたのヒフがたるんでくることでも起こります。
まぶたが重い」「視界が狭く、テレビを観るときには指で上まぶたを引き上げる」などと感じることが多く、ひどい肩こり頭痛が起きることも、しばしばあります。「写真うつりが眠そう」「運転時に視野が狭くてしんどい」などの症状もあります。

眼瞼下垂は手術治療で改善します。
手術をすることで、「視界が広がった」「運転がしやすくなった」「肩こり、頭痛がなくなった」など生活が楽になります。

眼瞼下垂の程度により、保険治療できます。ご相談ください。

費用

保険診療(3割負担)の場合、およそ60,000円程度(初診料、手術代、検査費用など含む、両側上眼瞼の手術を同時におこなった場合)

手術方法 ー 眼瞼挙筋前転法 ー

眼瞼下垂にはいくつかの手術方法があり、症状によって使い分けます。
そのうちの1つ、眼瞼挙筋前転法を紹介します。
瞼を開ける筋肉(眼瞼挙筋)が弱い場合、その力を強める必要があります。緩んだゴムを短くすると強くなります、それと同じ発想の手術です。
 局所麻酔でおこないます。
②⑥ 余分な皮膚を切除します。
⑦⑧ 眼瞼挙筋をつまんで引き下ろし、それを下の方にある瞼板という硬い組織に縫い付けます。そうすることで、筋肉が短くなり、瞼を開ける力が強まります。
③⑨ 皮膚を縫合して手術終了です。
手術時間:1.5時間程度
メリット:皮膚切除と同時に挙筋力を改善できます。二重のラインが取れることはほぼありません。
デメリット:術後3ヶ月以降でも黒目の大きさに左右差がはっきり出る場合、挙筋腱膜の短縮調整手術が必要となる場合があります。

手術方法 ー 経結膜的挙筋前転法(切らない眼瞼下垂手術) ー

埋没法による重瞼手術を発展させた手術です。瞼は切開せず、針穴から糸を通し、眼瞼挙筋を短縮しつつ、二重瞼も作ります。
局所麻酔をおこないます。
針穴から糸を通し、眼瞼挙筋腱膜を縫い縮めることで、瞼を開ける力が強まります。
さらにその糸を用いて二重瞼も作ります。
手術時間:20分程度
メリット:手術時間が短い、術後の腫れが少ない。
デメリット:重度の眼瞼下垂には対応できない。余分な皮膚を切除できない。

手術方法 ー 上まぶたのたるみ取り(二重ラインで皮膚切除) ー

先天性あるいは加齢によって伸びてしまっている余分なまぶたの皮膚を取り除くことで、はっきりとした目に仕上げる方法です。 特に、三角眼(目尻のたるみが大きい状態)の方に有効です。

座った状態で下垂の度合をチェックし、切除部分をマーキングします。
切開部分に局所麻酔を行います。
上まぶたを切開、余剰の皮膚や脂肪を取り除きます。皮膚と瞼板に糸をかけ固定、縫合して終了です。

メリット:二重ラインが安定します。皮膚をとるため瞼が軽く感じます(目を開けるのが楽になります)。
デメリット:腫れている期間がやや長め(落ち着くまで1-2週間程度)。皮膚の切除量が多い場合、皮膚の折り込みがやや厚く仕上がる可能性があります。

手術方法 ー 上まぶたのたるみ取り(眉下皮膚切除) ー

眉毛のラインに沿ってすぐ下付近の余分な皮膚を切除する方法です。仕上がりが自然なので、一重の方で二重にしたくない方、目の印象を大きく変えたくない方に最適です。

理想とする眉のラインを元に、切除部分や切除量を決めていきます。
切開部分に局所麻酔を行います。
余剰の皮膚や脂肪をと取り除き、縫合して終了です。腫れも少なく、術後の回復が早いです。

メリット:目の印象が大きく変わりません。(一重の方で二重になりたくない方など)。腫れている期間が短いです(7日程度で引きます)。傷が眉に隠れることで目立ちにくい。また抜糸翌日からメイクで傷を隠すことができます。
デメリット:眉の描き方を変えると、手術直後は手術跡が見えてくることがあります。

別名:眉毛下切開、眉下リフト

症例写真1

手術名:経結膜的挙筋前転法による眼瞼下垂手術(切らない眼瞼下垂手術)

術前

眠そうな疲れた印象をもちます。眉を上げて視界を保とうとしています。
ptosis beforephoto

術後3日

目が大きくなり、瞳が輝き出します。光が多く入るからです。眉を上げるクセがなくなっています。
ptosis afterphoto

別名:経結膜的挙筋短縮術、オープンアイズ、

症例写真2

手術名:眼瞼挙筋前転法による眼瞼下垂手術

術前

加齢による両側の眼瞼下垂です。
ptosis1before-1

術後

ptosis1after-1

症例写真3

手術名:眼瞼挙筋前転法による眼瞼下垂手術、上睫毛内反症手術、切開法による重瞼手術、内眼角形成術、外眼角形成術
(他院修正)
生来、一重瞼である眼瞼は、眼瞼下垂、上下の睫毛内反(逆まつげ)も合わさっていることが多いです。
この方は、眼瞼下垂、と上睫毛内反(上瞼の逆まつげ)があります。他院で重瞼手術を受けていますが、その結果、重瞼線から睫毛側の膨隆(+)(ハム目)もあります。睫毛内反により、睫毛が眼球に接触して痛みや流涙、眼脂(めやに)などの症状があります。
手術によって、目の開きが改善(開瞼困難の改善)、睫毛の聳立が改善し睫毛内反の症状が消失、眠そうな印象が改善しています。

症例写真4

手術名:眼瞼挙筋前転法による眼瞼下垂手術、上睫毛内反症手術、下睫毛内反症手術、切開法による重瞼手術、内眼角形成術、外眼角形成術、脱脂
(他院修正)
生来、一重瞼である眼瞼は、眼瞼下垂、上下の睫毛内反(逆まつげ)も合わさっていることが多いです。
この方は、眼瞼下垂、と上下睫毛内反(上瞼・下瞼の逆まつげ)があります。睫毛内反により、睫毛が眼球に接触して痛みや流涙、眼脂(めやに)などの症状があります。
手術によって、目の開きが改善(開瞼困難の改善)、睫毛の聳立が改善し睫毛内反の症状が消失、元気そうな印象に改善しています。

症例写真5

術前

上瞼の皮膚が余っているため、瞳の一部が上瞼で隠れています。眉下に沿って皮膚を切除しました。
ptosiscase4before_edited-1

術後1ヶ月

瞳が隠れていません。キズ痕もあまり目立ちません(矢印)。
ptosiscase4after3

症例5

左眼瞼下垂に対して、挙筋前転法による眼瞼下垂手術をおこないました。また、バランスをとる目的で、右側は切開法による二重瞼手術をおこないました。

術前

術直後

手術翌日

術後7日目

術後1ヶ月

術後3ヶ月

術後6ヶ月

症例写真6

眼瞼下垂手術+Z形成による内眼角形成術(目頭切開、内眥形成術)+外眼角形成術(目尻切開、外眥形成術)+脱脂

術前、術後3ヶ月 正面視

術前メイク無し、術後メイク有り
術後は、前額部のシワが減っています。つまり、おでこの筋肉(前頭筋)を使わずに、楽に開瞼できます(眼が開きます)。

内眼角の術前術後

開瞼困難(眼が開きにくい)の原因の1つが、内眼角です。内眼角形成術により垂直方向に弛めることで、開瞼しやすくなります。

外眼角部の術後

同じく、外眼角も、開瞼困難の原因の1つです。外眼角形成術により垂直方向に弛めることで、開瞼しやすくなります。
自然な輪郭を保っています。重瞼線から睫毛側の膨隆(ハム目)はありません。

施術の説明

瞼の皮膚を切除し、眼瞼挙筋(眼を開ける筋肉)を縫い縮め、開瞼しやすくする手術方法です。
費用:保険診療(3割負担)の場合、およそ5.5万円(両側 手術費用のみ)。自費診療の場合、27.5万円-44万円(税込)。
(美容目的、眼瞼下垂傾向はあるけれど軽度で保険適応できない場合は自費診療になります)
通常、局所麻酔でおこなう手術です。不安が強い場合、笑気麻酔や静脈麻酔を併用して、不安を取り除いて治療をおこなうこともできます。
①皮膚切開を伴う手術は、手術時間は1.5時間程度。1週間後に抜糸が必要です。②切らない眼瞼下垂手術は、およそ20分程度。抜糸は不要です。
通院は術後5回程度。
手術に伴う症状(必ず起きる):左右差が残る(できるだけ左右対称に近づける調整はしています)、腫れ。
手術に伴う症状(高い確率で起こる):内出血、瞼の裏のコロコロ感(2,3日程度、まれに長期)、ツッパリ感(3週間程度、まれに長期)。
手術に伴う症状(低い確率で起こる):外反症状、視力の変化(短期、まれに長期)、乾燥感、閉瞼困難、眼瞼痙攣の出現、睫毛が減る、キズが目立つ、感染、アレルギー、眼球・周囲組織の損傷、知覚異常、アナフィラキシーショックの諸症状(呼吸困難など)。
その他:
追加手術が必要なこともあります(有料)、後戻りすることがあります。
ふだん、日によって二重の幅が変化するのと同様、手術をした後も、日によって二重の幅が変化します。
新しい目元の印象に目が慣れるまで1ヶ月以上かかます。
シミュレーション通りにならないこともあります。希望と異なる仕上がり(輪郭)になることもあります。
エクステは、手術前後1ヶ月は控えてください。コンタクトは術後2週間控えて下さい。
余った皮膚を切除する場合、「腫れた感じ」が長く残ることがあります。
予測し得ない合併症が起こる可能性があります。

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保険診療と自費診療の違い:保険診療は、機能改善を主目的とした治療を行います。眼瞼下垂が中等度から高度の場合、保険適応になります。

しかし、保険診療では、整容的な治療に力を注ぎ過ぎることは禁じられています。とはいえ、保険診療でも、きれいに仕上げる努力はしております。手を抜くことはありません。

手術は人工的な作業を瞼に加えることです。これをより自然な輪郭に仕上げるために、細かい工夫、手技を加えることができます。自費診療では、こういった手技もおこない、美容的に(整容的に)きれいに仕上がる努力をおこなっております。
よりきれいな輪郭をご希望の方は、自費診療での治療をお薦めします。

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